リボ払いの計算シミュレーション

リボ払いが如何におそろしいものかはシミュレーションをしてみれば分かる。

参考)三菱UFJニコス
https://www2.mufgcard.com/inet/dy/simrevodiv/revolving/inputrevo.html?revopayway=in
支払方法は以下、
http://www.cr.mufg.jp/mufgcard/service/payment/revo/commission/index.html
上記の他にも同様なものがあるが、今回はこの三菱UFJニコスのシミュレーションを使ってみる。
ここで100万円の支払いをリボ払いで行うこととする。
手数料率=15%とされているので、100万円×15%年×返済年数とはならない(100万円×15%×(100/2)/12=62.5万円)ことに注意が必要。
それでも15%の手数料と言うのはバカ高いが、リボ払いの方式だと更に高くなる。
定額方式Aコース=毎月2万円  ・・・※
の場合の手数料は、744,231 円。つまり74万円もの手数料となる。
100万円の商品が実は支払いは174万円と1.7倍以上になるということだ。
同様に、定額方式Bコース=毎月3万円
の場合の手数料は、328,781 円。つまり33万円もの手数料となる。
100万円の商品が実は支払いは174万円と1.7倍以上になるということだ。
これを考えると、ここまでの手数料を支払って買う必要があるのか?という話になる。
さらに、問題はクレジットカードで基本をリボ払いにしてしまうと、いつまでたっても元金が減らないということになる。2万円や3万円の支払いに設定していればある意味当然なのだ。
もし、毎月入るお金が少ないからリボ払いで払おうと考えるのであれば、一度シミュレーションをしてほしい。
あまりにも高い金利に無理して買おうという気が失せると思うからだ。
ご利用は計画的に。

※ UFJニコスのリボ払いのメニューとして示されているもの。
      ~50万円以下 ~100万円以下 100万円超
Aコース 1万円    2万円   3万円
Bコース 2万円    3万円

このように何と50万円の商品を買っても毎月1万円しか払わないAコースがデフォルトだと50回払い以上になる。こうした50回払いをおすすめするのは、手数料収入による儲けが大きくカード会社(銀行グループ)にとっておいしいからだ。 

なお、支払額は毎月でも変更することは可能。
Q&A参照、
https://mun-m.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/345/c/8,46,57/session/L3RpbWUvMTUxNjg1ODg4My9zaWQvTEhUMUxDRG4%3D
ここには、支払額を変更することができるか?という問いに対して、
リボ払いの良いところはあらかじめ月々のお支払金額を設定できるところです。計画的に毎月のお支払いができて、大変便利です。しかも、臨時収入があったときには、いつでも銀行のATMから臨時返済ができるのも便利です
と回答している。さすがに1年で払いきれる程度の回数の範囲でリボ払いを利用するべきだろう。
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